ボクは小さい頃から匂いとか香りに敏感でした。ですから今でもフレグランス、エッセンシャルオイル、お香といった好い匂いのするものは大好きです。
そう言えばいま時分は、隣の実家の階段では春の匂いがするはずです。特に夜、まだ昼間の暖かさが残っていると、その匂いは一層増幅されて、蘇軾の「春夜」の一節「春宵一刻値千金 花有清香月有陰」をいつも思い出しました。
よく階段に座って春の夜の匂いを楽しんだものです。ただどういう訳か我が家の階段では匂わないのです。
それから雨の匂い。雨が近づいてきた匂い、降っているときの匂い、上がってすぐの匂い、それぞれ違う匂いです。
最近は排気ガスや家から出る冷暖房の排気のせいで、街に匂いがなくなりました。
せめて子どもたちには春の匂いを分かって欲しいと思います。近々隣の家で試してみましょう。