カリスマに会う

ボクの元上司であり、この業界のカリスマとも言うべき人と会いました。
この人も余人を以て代え難い人で、これは業界全体、メディア関係者の一致する見方だと思います。
お元気そうなので安心しました。
どちらかというと趣味人であることを身上としているようですが、実は美術、宝飾についての眼識は大変なものなのです。メディアが宝飾関係の記事を書く場合、必ず彼の裏を取るくらいです。
かつてロンドンで明治天皇と昭憲皇太后の着彩画を見つけて買ってきて、大いに自慢していました。その後、庭園美術館の強い要請で館に売却したようですが、本人はいまだに自分の持ち物のように言っています。
彼の見識は海外でも高く評価されていて、おそらくハリー・ウィンストンと会った唯一の日本人ではないでしょうか。(ハリー・ウィンストンは、死後彼の写真が公開されたくらいミステリアスな人物でした)
ちなみにハリー・ウィンストンの日本進出は彼が積極的に関わっています。その頃は競合会社にいたのにもかかわらずです。
「本当にいいものを紹介したいからだ。それがこの会社の役目でもあるんだよ。そんな小さいことを言っているようじゃ駄目だね」と、ボクたちの心配をよそに平然と言ってのけたのが、まるで昨日のようです。

2006年7月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Singer