JALはナショナル・フラッグ・キャリアなのです

JALが破綻をして色々言われていますが、海外に行ったことのある人なら「JAL」というロゴ・マークがどれほど頼もしく見えたか良くお分かりだと思います。
ANAが生意気に偉そうなことを言っていますが、効率よく飛行機を飛ばすことだけが航空会社ではないのです。

99年頃にワシントンからニューヨークという行程で出掛けた時、成田からANAを利用しました。
ニューヨークで予定が変わり、急遽JALに変更することにしました。JALに問い合わせたところANAのエンドースがあればOKとの返事をもらい、ANAのNYオフィスに電話をしたのですが誰も出ません。仕方なく出発当日にJFKでエンドースしてもらおうとしたのですが、ANAは提携航空会社のカウンターに間借りをしている状態で、しかも出発までかなりの時間があったため、スタッフは誰もいませんでした。かなり絶望的な気分でした。
JALの出発の方が早かったので、直接JALのカウンターに行くと、JALは専用カウンターで、当然JALの制服のスタッフがたくさんおり、結局エンドースなしでも乗せてもらえました。
やっぱりJALじゃなきゃダメだなと、心底思いました。

9.11の時、NYの日本の大使館、領事館は日本人に対して門を固く閉ざしました。大使館はまず自分たちの安全が最優先なのです。それが国益だと言う論理です。
信じられないことです。
そのとき現地の日本人が頼りにしたのがJALでした。安全情報、運行情報、その他邦人関連の情報はJALからもたらされました。

JALこそが真のナショナル・フラッグ・キャリアなのです。確かに経営は放漫でした。しかし国民にとって、ひとたび海外に出た時に本当に頼りになるのはJALだったということを知って欲しいと思います。これからもそうあって欲しいと思います。

近頃はリスク管理とか言われていますが、JALは国民の海外でのリスク軽減に大変貢献してきました。
前述したとおり大使館などANAと同じくらい頼りになりません。
日本から海外に出国する人数は年間1600万人です。その人たちにとってJALは心のよりどころなのです。海外でいざというときは、何と言ってもJALなのです。そういう一面を忘れないで欲しいと思います。

ですから私はJALを応援します。3月の出張もJALで行きます。

2010年1月30日 | カテゴリー : others | 投稿者 : Singer