先週、辻仁成が監督した映画『ACACIA』を観ました。ITOCIAにあるヒューマントラストシネマという映画館です。
2スクリーンで162席と63席の小さな映画館です。ACACIAは62席の方で上映されていて、16:30の回ということもあり、15名ほどのお客しか入っていませんでした。
映像としての構成が全然ダメでしたね。プロとアマチュアの差です。監督は別の人に任せるべきでした。
もっとも、この映画は辻仁成が南果歩との間に生まれた息子ために作ったというようなことを何かの対談で言っていましたから、それはあり得なかったのでしょうけれど。
作品のレベルとしては駄作でしょう。
ただ林凌雅という子役がすごく良かったです。それにアントニオ猪木の存在感。どんなに屈強な人間も老いていくのだということが映像的に良く描かれています。死んだ息子を思い出して号泣するシーンは素人とは思えないくらいの演技でした。
それから持田香織のテーマ曲が良かったです。辻仁成の作詞作曲ですが、エンディングでしか流れませんでした。音楽の力をもっと信じなくてはいけません。映像と音楽、映画はテレビと違って、このふたつの要素を大きな味方にすることが出来るのに、残念なアプローチでした。
ミッキー・ロークの「レスラー」のパクリだと言う人がいますが、制作時期はほぼ一緒です。2008年の6月にクランクインしていますから。でも公開まで1年以上かかったのは何故ですかね。
ちょうど水曜日でしたので、1,000円で鑑賞することが出来ました。
仕事ですか?
忙中閑は自ら作りましょう!