今、午前11時半少し前です。そしてジュネーブに向かうインターシティの中でこのブログを書いています。牧歌的な風景の中を、いかにもヨーロッパの列車という感じでゆっくりと走っています。
仕事ではなく、プライベートだったらもっと良かったのですが。
ちなみに1等車の往復料金が282フラン、約3万円です。
3月 2011のアーカイブ
今年もチューリッヒに来ていますが
今こちらでは福島原発の話題で持ちきりです。
みんなが異口同音に言うのが日本政府と東京電力という不思議な会社のことです。
地震や津波の被災に対する日本人の態度は立派だけれど、こういう政府と会社の存在を認める日本人は分からないと。海外では間違いなく犯罪の範疇に入るだろうとみんな言います。自国民だけではなく、世界中の人々を巻き込むかも知れない事故を隠蔽しようとしているようにしか見えないし、それはまさに犯罪そのものだと言います。
地震や津波の被災には同情するけれどこうした政府や企業を日本人は許すのかと、彼らは問うています。
アメリカの西海岸では福島原発の事故で一時期はパニック状態に陥ったそうです。オバマが主唱している地球温暖化対策の基本は原発推進です。それが根底から崩れようとしています。アメリカにとどまらず多くの国で原発見直しの機運が高まっています。CNNを見てください。日本よりももっとシリアスな論調です。海外から日本を見て、今回ほど恥ずかしく悔しい思いをしたことがありません。
銀座の武ちゃん
長いこと銀座を徘徊していますが、初めて行った焼鳥屋です。
5時過ぎに、長いお付き合いのKさんから「来ない?」とお誘いの電話。
ホイホイと出掛けていくと、女優のNさんも一緒ですっかりリラックスした様子。奥の小上りをふたりで占領していても他のお客は見て見ぬふり。売れてる女優は得です。
冷や酒が樽でした。これがまた焼き鳥にぴったり。
「コップ酒っていいわね、こういう雰囲気に」と誉めてくれたので、調子にのってあっと言う間に三合飲んでしまいました。結構観察されていたかも知れません。役者は他人の仕草とか言い方をよく見ていますから。
Nさんからは女工哀史ならぬ女優哀史的なことを聞きました。このご時世、制作費が切り詰められて、ロケ時間や車の使用まで凄い勢いで経費カットになっているそうです。彼女は一応主役ですからそれなりの対応を受けているらしいのですが、普通の役者は厳しいらしいです。例えば彼女の主な仕事場は京都の太秦(うずまさ)なのですが、ここのスタジオは古いために空調設備が整っていないのだそうです。夏などは冷房なしで照明が入るので大変な暑さになるとか。ところがペットボトルの水は全て自前。彼女はポカリをスタッフをはじめ全ての役者の分まで持ち込むそうで、毎日数万円の出費とか。
「だってわたしひとりだけで飲めないじゃない」という彼女は昔のまま。
また来ましょうねと約束して別れた後、あれ誰が払ったんだろう?とかなり反省しながら帰路についた次第です。
そんなこと、どうでもいいじゃない
野口五郎の歌ではありません。
携帯電話を使って質問サイトでカンニングをして逮捕された受験生のことです。
逮捕するほどのことですかね。
過去に韓国での事例もあったわけですから(この時はお金が動いていました)、最初から携帯電話を規制していない方がよっぽど間抜けです。マスメディアも「スマートフォンで組織犯罪か」みたいな大袈裟な推理を一面トップで報じていましたが、通常の携帯電話で単独での行為にはさぞかしガッカリしたでしょうね。
ボクなどは「よくやった、その発想を違う分野で生かして欲しい」と一芸入学させてやる大学はないものかと思ってしまいます。そういう人、結構いると思います。
京都大学の総長は「反省し、更正していただきたい」というコメントを出したそうです。
いやはや教育者としてはたいそうご立派なことで。
警察も本気になって携帯のIPを追いかけて、バカみたいです。その機動力(ホントはないのですが)を振り込め詐欺の解決に向けて欲しいものです。
他の大学は仕方なく後追いで被害届を出したものの、なんで京都大学はあんなに騒いじゃったんだろ?というレベルだと思います。
村上春樹ではありませんが、やれやれ、です。