『北から南から、東から西から、世界の若者が』という名調子で始まった東京オリンピック開会式の実況を務めた鈴木文弥アナが亡くなったそうです。
TBSの渡辺謙太郎アナと並んで、日本屈指のライブアナであったと思います。
声がよい、歯切れがよい、発音が正しい、そして卓越した状況伝達能力が共通点でしょうか。
二人とも『台本』を自ら作っておき、その上でライブ感を出すという、これも共通した手法を用いていました。
イマジネーションを掻き立てるという点では、素晴らしいクリエイター、パフォーマーでありました。
1月 2013のアーカイブ
日揮という会社はバカとしかいいようがない
一昨年、タイで暴動が起きた時、日本企業の殆どが現地社員の家族を日本に帰しました。
ボクのいる会社でも然りです。
今回はその時よりも数倍危ない状況です。普通は社員本人を退避させるレベルです。
『命令』として帰国、もしくは近隣の国に退避させるのが常識なのです。
そういう意味で、これは人災です。日揮という会社のリスク管理が幼稚すぎます。バカとしかいいようがありません。
ちなみに東北の地震の際、海外ブランドではマネジメントクラスの社員に対して、日本人を含めて日本からの『退避命令』を出しました。
飛行機代、現地での滞在費は会社持ちです。命令ですから、対象者は従わなくてはなりません。従わない場合は解雇になる可能性もあります。
これが世界の常識なのです。
大体、オランドのアホがまともな作戦をとれるわけがありません。
そこまで読むのが企業のリスク管理なのです。
可哀想なのは被害に遭った社員です。
映像
昔、東映のカメラマンに色々な話をききました。
その人は、東映の映像は紙芝居だと言いました。その点、松竹の映像は情感が溢れていると。でも彼は仕方なくそういう映像を撮っていたのです。
『オレも松竹みたいな映像(え)を撮ってみたいよ』
とポツリと言っていました。
その人を含めたスタッフと、 夕日が落ちるシーン撮るために3時間待ったことがありました。使われたシーンは10秒。でも感動的な映像でした。
その人によればプロとアマチュアの差は映像をみればすぐ分かるそうです。曰くアマチュアはズームやパン(被写体を追いかけること)を多用したがるのだそうです。その点プロは出来るだけパンするのを我慢して、役者や静物にきちんと『演技』をさせるのだそうです。ですからプロのカメラマン(あるいはプロデューサー)の前では技量のない役者はすぐに見抜かれてしまうのです。もちろん観客や視聴者にもです。
もうひとつはカット割り。つまり脚本を映像に落とし込む作業です。黒澤明は絵コンテを書いてカット割りをきめ細かく指示したそうです。影武者で勝新を外した理由は、この黒澤のフィロソフィーを勝新が受け容れなかったからだそうです。
NHKの大河ドラマはこの基本が守られていないように思います。カット割りが多すぎる、カメラを固定しない、パンが多すぎる、無意味なフィルター(北野ブルーでも意識しているのかも知れません)等々、基本を無視した撮り方が前回の失敗だったにもかかわらず、また今年もかよと思わせる第一話でした。
気持ち悪いので途中で消しました。