26日にサントリー山崎蒸留所に行きました。
2020年3月から中止していた見学が今年の5月から再開したのですが、蒸留所限定の「山崎」を転売目的で購入するため、組織的な見学申込が行われていたようで、あっという間に予約がいっぱいになってしまう状態が続いていました。サントリーでは9月以降、この蒸留所限定の「山崎」の販売を休止、そのせいか今回ようやくキャンセル枠に食い込むことが出来ました。
こどもたちが小さい頃、夏の1週間を追分で過ごすという決まり事がありました。前にも書きましたが昔の追分宿の脇本陣であった「油や」という旧い旅館に泊まるのです。時折、運転手付きの黒塗りの車で泊まりに来るお客がいるこの宿は、どこどこの部屋と具体的にお願いしないかぎり一見さんには予約が取りにくい宿でした。
少し先の御代田というところに三楽オーシャンのディストラリーがありました。こちらにも決まり事のように出かけました。ディストラリーにはテニスコートやブランコがあり、工場見学の後も何となく遊べる自由な雰囲気でした。
元々夏場の2、3ヶ月だけの公開でしたので、立ち入り禁止区域なども明確になっておらず、自由に歩き回ることが出来ました。樽の内側を焼く「チャー」と呼ばれる作業を子どもたちと遠巻きにして見たこともあります。職人さん、と言った方が相応しいような従業員が「面白いかい?」とこどもたちに話しかけてくれたり、もうそれだけでオーシャンのファンになってしまいそうでした。
山崎蒸留所は白州同様、チャーはおろか麦芽乾燥時のピートの使用、樽貯蔵庫でのヴァッティングやマリッジとウィスキー作りでは大切な過程を省いていました。このご時世、仕方のないことですが、見学時間の割には中身が薄い感じがしました。おそらくオーシャンのディストラリーが記憶の中に強く残っているからでしょう。