中国を知らなすぎる

先日の中国への対応を見る限り、政治家も官僚もグローバルとは全く無縁の人たちなのでしょう。中国という国、国民をほとんど理解していないのでしょう。いつも大名旅行ばかりしているからです。以前ジェトロに出向していた役人から聞いたことがありますが、政治家、官僚だけではなく、民間のいわゆるおエライさんが海外視察に出掛ける時は、大使館、領事館、ジェトロが三位一体で、宿泊からお遊びまで全部段取りをつけるのだそうです。要するに接待旅行と何ら変わらないのです。それではその国の実情など分かるはずがありません。
例えば中国。万博直前の上海にはいたるところに警官がいて、赤信号で渡る歩行者、車!を取り締まっていました。ボクが知る限り、この国にはルールとか常識という概念がありません。概念そのものがありません。早いもん勝ち、やったもん勝ち、そういう国です。
高級ホテルのフロントで並んでいても平気で割り込んできます。もっtも高級ホテルではちゃんと従業員が注意するのですが、仮に割り込みに成功した場合、後ろに並んでいる中国人は大変な勢いで文句をいいます。当の本人は知らん顔。文句を言った中国人は「オレが入ればよかった」ということだけなのです。割り込み行為を責めているのではなく、自分がそれを出来なかったから文句をいっているのです。このメンタリティは日本人には説明しにくいし、理解しにくいのですが、それが中国です。しかも官民一体です。
こんな話があります。骨董品屋で日本人が掘り出し物と言われてある品物を買います。輸出免税のためにパスポートと帰りのフライトを確認されます。空港では税関職員が揉み手をして待っています。「この品物は禁輸品だ。逮捕する」と。便名も名前もパスポート番号も全部連絡済みです。グルなのです。帰国の条件として罰金と品物を置いていくことになります。当然品物は骨董品店に戻り、罰金は税官吏のものになります。
むかしマクドナルドが初めて中国に出店して、そのノウハウを盗んだ頃、その地域を開発区として、店の廻りに高い塀を建てて孤立させた事件がありました。マクドナルドではなく、アメリカ政府が国際裁判に訴えました。すると中国は、いやいやと言って別の場所を提供したのです。古くはヤオハン、最近ではイトーヨーカドーが政府の手引きによるサボタージュと従業員訴訟で投資物件を横取りされています。北京の新光天地という百貨店は、当初台湾の新光三越(日本との合弁でした)と合弁で運営していたのですが、2年前、総会で北京を訪れていた社長を空港で公安が拉致、身代金がわりに経営から手をひくという一札をとりました。

そういう国を相手にしなければならないのに、国を動かしている人たちは中国人のことを全く分かっていません。
中国人だけではありません。同盟国と言っているアメリカ人のことも、隣の韓国のことも全く分かっていないでしょう。そういう人々が政治や経済を動かしているかとおもうと、ほとんど絶望的です。
以前に書きましたがJALの方がよっぽど分かっています。いざというときに国民を見捨てるのが日本の政治であり官僚です。

フジタの社員も全くノーテンキですよ。菅や仙石はこういうバカと国益を引き替えたのですから。
ですから来月の出張からは上海を外そうと思っています。
上海なんて到底行く気分じゃありません。こんな状況では日本人というだけでロストバッゲジなんて当たり前ですからね。プライオリティのタグが付いていたって関係ありません。むしろ意地悪には格好の標的です。

http://www.epochtimes.jp/jp/2007/09/html/d21848.html

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