麗しの島、台湾

台湾は別名、「麗しの島」、「美麗島」、「フォルモサ」とも呼ばれています。16世紀の大航海時代、ヨーロッパから最初に台湾に到達したポルトガル船の乗組員が、あまりにの美しさに「Ilha Formosa!(ポルトガル語で「美しい島」という意味) 」と叫んだことによると伝えられています。

日本の南西に位置するこの島は、南北に長く、北中部は亜熱帯、南部は熱帯の気候で、起伏に富んだ美しい景観とそれぞれの地域に根付いた文化や食べ物が旅人たちの好奇心を掻きたててくれます。
かつては日本の統治下にあったため、建築をふくめて当時の日本文化が色濃く残っており、甘酸っぱいノスタルジーを感じさせてくれます。

 

台湾の自然は超高速隆起に大きく影響されている

台湾はフィリピンプレート(海洋プレート)とユーラシアプレート(大陸プレート)が地上で衝突しているため、大変起伏に富んだ地形になっています。現在も1年に7㎝の隆起が続いており、3,000メートル級の山が200以上あるといわれています。その隆起は深く切れ込んだ大渓谷や海岸線にそびえ立つ大断崖を形成し、台湾東部の海岸線は世界に類をみない絶景ポイントとなっています。
台湾では平野、台地、山岳、湿原、遠浅な海岸等々、あらゆる地形をみることができ、そこには亜熱帯特有の様々な動植物が生息しています。平地では南国特有のフルーツ、山岳地域では有機栽培の高品質な茶葉といったように、台湾の地形の多様性が豊かな恵みを与えてくれています。

台湾の気候は基本亜熱帯

台湾は南北に長く、亜熱帯から熱帯気候に属しており、3月~5月は雨季、6月~9月は台風シーズン、10月~2月までは比較的安定した天気です。また夏場にはスコールがあります。特に南部のスコールは強烈で、バケツをひっくり返したような雨に遭遇することもありますので油断は禁物です。標高1,000メートル以上の高地もあることなどから、一括りでいうことは出来ません。

台湾の文化も少しずつ変わってきている